存在論日記2009年/ 二人目の会員

二人目の会員

一神教学会*1という宗教団体を私が設立したのは、 2006年5月22日のことである。 この団体の設立当初の会員数は、1名だった。 すなわち、会長である私が、 その時点での唯一の会員だったのである。

会員数が1名という状態は、そののちも長きにわたって継続した。 しかし、設立から3年4箇月目を迎えようとする直前、ついに、 会員数が2名になる日がやってきた。

2009年9月17日、私は、 Joel Troxellさんという未知の人物から送られてきた 一通の英文のメールを受け取った(実名で紹介することを 快諾してくださったTroxellさんに感謝したい)。 そのメールの内容は、次のようなものだった。

先だって、私はあなたたちのウェブサイトを発見しました。 私は、あなたたちの組織のmembershipに関心を持っています。 英語で書かれたもっとくわしい情報はないでしょうか。

私は、Troxellさんが使ったmembershipという単語を、 「会員資格」か、 あるいは「入会手続き」のような意味だろうと解釈したので*2、 次のような内容の返信を送信した。

私たちに対して、 「私はあなたたちの組織のメンバーです」と宣言すれば、 自動的にあなたは私たちの一員となるでしょう。 また、一神教学会について知りたいことがあれば、 質問していただければお答えします。

そうすると、 「私はあなたたちの組織のメンバーです」と宣言するとともに、 いくつかの質問が列挙されたメールが Troxellさんから送られてきた。 そのメールに書かれていた質問の一つは、 「どのような宗教や哲学が一神教学会の設立に影響を与えましたか」 というものだった。 その質問に対する、 「影響を与えた最大の哲学はハッカー倫理です」 という私の回答に対する彼の反応は、 「とても気に入った」(very pleased)というものだった。

Troxellさんと私は、そののちも何度かメールを交換した。 その結果として、Troxellさんは宗教に関して、 まったく同じとは言えないものの、 私とかなりよく似た考えを 持っているらしいということが判明した。

Troxellさんについて、 彼がどんな人なのかという興味を覚えた方は、ぜひ、 「一匹狼の一神教徒」(Maverick Monotheist)*3という 彼のブログにアクセスしていただきたいと思う。 そして、 彼が一神教学会のどこに興味を覚えたのかということに 関心のある方は、 そのブログの中にある、 「神について私が信じていること」 (What I Believe About God)*4というエントリーを 読んでいただきたいと思う。

*1 http://www.monotheism.jp/
*2 実際には、 Troxellさんは「会員数」という意味でmembershipという単語を 使っていたようである。 一神教学会の会員数が2名になったのは、 私がmembershipの意味を誤解したことによる 怪我の功名だったのかもしれない。
*3 http://maverickmonotheist.blogspot.com/
*4 http://maverickmonotheist.blogspot.com/2009/10/what-i-believe-about-god.html
存在論日記2009年/ 二人目の会員
Last modified: Friday, 16 October 2009
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